1990年代のゼニスを象徴するクロノグラフ『レインボー』のコンビ（18金＆ステンレス）モデルです。

レインボーは、アメリカズカップで活躍したレーシングヨット
『レインボー号』にちなんだスポーツコレクションで、
10振動／秒の自動巻きクロノグラフ『エル・プリメロ』を搭載しています。
 

『エル・プリメロ』は言わずと知れたクロノグラフの名機で、ロレックスのデイトナにも搭載されていました。

18金ベゼルにはタキメーターが刻印され、文字盤の周りにテレメーターが印字されています。

回転ベゼルを搭載しているレインボーフライバックに比べて、高級感があります。

ムーブメントは『Cal.400』を搭載しています。
手巻き機能、日付早送り機能、ストップウォッチ機能付きです。

操作方法

リューズとクロノグラフのプッシュボタンはねじ込み式になっています。
操作を行う時は、ねじ込みの解除をしてから行ってください。

操作が終わりましたら、ねじ込みをして元の位置に戻してください。

手巻き：（リューズのねじ込みを解除して）リューズ通常位置で、上方向回転

時刻合わせ：（リューズのねじ込みを解除した状態で）リューズ１段引きで、下方向回転

日付早送り：（リューズのねじ込みを解除した状態で）リューズ２段引きで、上方向回転

 一般的なムーブメントと異なり、日付早送り機能はリューズ２段引きの位置で上方向回転でできます。
便利な早送り機能ですが、時計が『21時～翌3時』を指している時に早送り操作を行うと故障します。
早送りを行う場合は時刻を6時あたりに合わせてから行うことをオススメします。

秒針停止機能は元々ありません。
リューズを引き出した際に秒針が止まらないため、
リューズの位置が『通常位置』、『一段引き』、『二段引き』が見てわかるまで慣れてから操作されることをオススメします。

 

クロノグラフのスタート：（右上ボタンのねじ込みを解除して）右上ボタンを押す

クロノグラフのストップ：　右上ボタンを押す

クロノグラフのリセット：（右下ボタンのねじ込みを解除して）右下ボタンを押す

クロノグラフのリセットは、必ずストップした状態で行ってください。
ストップしていない状態でリセットを押すと故障します。

クロノグラフを頻繁に使用すると、部品の消耗が進みます。ご注意ください。

リューズとプッシャーにつきまして

リューズのねじ込み、プッシャーのロック具合は良好です。

リューズのねじ山やプッシャーのロック部分が壊れた場合はメーカーでしか修理できません。
ねじ山をつぶさないよう丁寧に扱ってください。

ねじ込み操作のコツは、リューズが通常位置の状態から
ケース側に軽く押し込み、ゆっくりリューズを回してください。
手巻きされる感触とともにねじ込みされます。

ねじ山とかみ合っていない感触があった場合は無理やりねじ込みせず、
ねじ込みをほどいてから再度操作してください。

状態

こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済みで、すぐにご使用いただけます。

ケースとガラスにスレ・小傷がありますが、全体的に目立つ傷がない綺麗な状態です。

元々50m防水ですが、USED品のため防水保証はありません。

流通量が比較的少ないモデルです。
大切に扱っていただける方にオススメします。