セイコーのサードダイバー『6306-7001』です。

サードダイバーは、自動巻ダイバーズウォッチの中期モデルで世界的に人気が出た150m仕様モデルです。
特に欧米では、ダイヤルの12時位置のインデックスデザインが『刀剣』に似ていることで人気が出て、『刀剣（sword）デザイン』と呼ばれています。

こちらは、1976年～1979年の短期間に『国内向け』として製造された希少モデルです。

搭載しているムーブメントは、自動巻キャリバー『6306A』。
輸出用のムーブメント『6309A』は秒針停止機能無しで17石仕様ですが、『6306A』は秒針停止機能付きで21石と石数が多い上位ムーブメントを搭載しています。

キャリバー6306Aの操作方法

リューズねじ込み解除：　リューズ通常位置で、下方向回転

リューズのねじ込みは１回転ほどあります。
リューズをねじ込む際は、ねじ山を潰さないよう
ねじ込める箇所を丁寧に探し、ゆっくりとねじ込んでいただくことをお勧めします。

ゼンマイの巻き上げ：　時計を振って巻き上げます。手巻き機能はありません。

時計が止まっている場合は、時計を４０回ほどゆっくりと振って
ゼンマイを巻き上げてからご使用ください。

時刻合わせ：リューズ2段引きで、下方向回転

2段引きの状態で、秒針が止まります

日付早送り：リューズ1段引きで、上方向回転
曜日早送り：リューズ1段引きで、下方向回転（英語→日本語→英語の順番に変わります）

時計が『21時～翌2時』を指している時に早送り操作を行うと故障します。
早送りを行う場合は時刻を6時あたりに合わせてから行うことをオススメします。　

状態

こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済みです。

ガラスを新品に交換済みです。
 

リューズのねじ込みは１回転ほどあります。
リューズをねじ込む際は、ねじ山を潰さないよう
 ねじ込める箇所を丁寧に探し、ゆっくりとねじ込んでいただくことをお勧めします。

文字盤純正です。製造年代からすると綺麗な状態です。

ベルトはセイコー純正で、使用感少ないです。

ベゼルは両方向回転で、固めのクリック感です。
ベゼルに小傷、フチに削れがありますが、12時側の夜光部分は綺麗です。

古い年代のため、非防水です。
雨の日、暑い日の着用を避けてご使用ください。
衝撃と磁気もご注意ください。