珍しい18面カットベゼルを採用した、1967年製の『スポーツマチック ファイブ』です。
着用イメージにあるように、ベゼルのカット面に陰影ができ、文字盤のサンバースト仕上げと相まって独特の存在感があります。
リューズはケースに埋まった造りで、スタイリッシュなケースデザインに仕上がっています。
搭載しているムーブメントは、セイコー初のプッシュ式早送り機能を搭載した『Cal.6619A』。
日付の早送りは、リューズを押し込むことででき、従来の早送り操作より使い勝手が向上しています。
便利な早送り機能ですが、時計が『21時〜翌2時』を指している時に早送り操作を行うと歯車の故障の原因になるため、早送りを行う場合は時刻を6時あたりに合わせてから行うことをオススメします。
リューズが非常に小さいため操作に慣れが必要ですが、日付早送りは押込みでできるため、同型の中では扱い易いほうです。
こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済み。
ブレスレットは『SEIKO 5 SPORTS』のもので弓カン部分が若干浮きますが、着用には影響ありません。