1960年代のウォルサム・アメリカーナです。
ホワイトの文字盤には、12時位置に立体感のあるシルバーのウォルサムのエンブレムが配され、光のあたる角度によってトップやフチが輝きます。
ローマ数字インデックスとバトン針(棒状で先端がとがった形状)はツヤのある黒塗りで、シンプルでドレッシーなデザインです。
ケースは、正面がヘアライン仕上げ、ラグと側面が鏡面仕上げが施されています。
厚みが9.7mmで、自動巻きとしては薄く仕上がっています。
ラグが小ぶりの為、ベルトとケースに隙間ができずスマートな印象です。
搭載しているムーブメントは、ア・シールド1873ベースの『Cal.HT148』です。
ケースとリューズにわずかな隙間がありますが、これは日付の早送り機能の為で、リューズを通常位置から押し込む操作で日付の早送りができます。
便利な早送り機能ですが、時計が『21時〜翌2時』を指している時に早送り操作を行うと歯車の故障の原因になるため、
早送りを行う場合は時刻を6時あたりに合わせてから行うことをオススメします。
(この注意事項は、カレンダー機能付きの腕時計全般にいえることです)
手巻き機能も付いていますので、実用性が高いです。
リューズはウォルサム純正で、ウォルサムのエンブレムが刻まれています。
裏蓋はスクリューバック式でウォルサムのエンブレムが刻まれています。
こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済みで、すぐにご使用頂けます。
ベルトは、社外品の新品を付けていますので、気持ちよくご使用頂けます。
リューズは直径が5.4mmあり、操作性が良いです。
ローマインデックスのドレッシーな腕時計をお探しの方にオススメです。
古い年代の時計ですので、非防水でお使いください。