1970年代にセイコーが製造したクロノグラフです。
縦列に30分と12時間積算計を配した2ツ目クロノグラフです。
グレーのシックな文字盤カラーに、アクセントカラーの黄色のクロノグラフ針が映えるデザインです。
こちらのモデルが搭載している『キャリバー6138』は
同時期の『キャリバー6139』に12時間計が付加されており、
スピードタイマー・クロノグラフシリーズの上位モデルにあたります。
自動巻きクロノグラフの複雑な機構に、
日付曜日表示、日付曜日の早送り機能、手巻き機構を搭載しています。
特に手巻き機構は、ヴィンテージセイコーのクロノグラフでは省略されていることが多いため、手巻きができることがキャリバー6138搭載モデルの魅力のひとつとなっています。
リューズ1段引きで上方向に回すと日付早送り、下方向に回すと曜日早送りができます。
曜日カレンダーは、英語とローマ数字で切替ができます。
便利な早送り機能ですが、時計が『21時〜翌2時』を指している時に早送り操作を行うと歯車の故障の原因になるため、
早送りを行う場合は時刻を6時あたりに合わせてから行うことをオススメします。
こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済みで、すぐにご使用頂けます。
古い年代のため、雨の日、暑い日の着用を避けて非防水でご使用ください。