1969年製のシチズン ダイヤモンドフレークのポケットウォッチです。
ダイヤモンドフレークは、当時『世界一薄型の中三針』として発売された薄型シリーズです。
薄型であることが高級とされた時代で、セイコーの薄型高級機『ゴールドフェザー』に対抗するモデルとして開発されました。
ダイヤモンドフレークは腕時計が主体ですが、こちらの個体は珍しい懐中時計です。
ケース幅44mmで、懐中時計としては小ぶりなサイズ感です。
リューズは直径4.3mmあり指でつかみやすく、手巻き操作しやすいです。
文字盤は放射仕上げが施されおり、シンプルながら高級感があります。
光の当たる角度によって美しい陰影が出ます。
文字盤12時側に記載された筆記体の『Citizen Diamond Flake』がモダンな印象です。
ムーブメントは金メッキ仕上げが施されており、高級感があります。
スタイリッシュなデザインの懐中時計をお探しの方にオススメです。
操作方法
手巻き:リューズ通常位置で、左方向回転←
ゼンマイの巻上げは、ゆっくり丁寧にリューズを左方向に回してください。
巻き上がってくるとリューズが重くなってきます。
手巻きの時計は、巻き止まりの状態で無理に巻くとゼンマイが切れます。ご注意ください。
リューズの引き方:ケースとリューズの間に爪を押し込み、テコのように動かすと操作しやすいです
優しく操作することで、リューズへの負担を軽減できます。
時刻合わせ:リューズを引いて、右方向回転→
状態
こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済みで、すぐにご使用いただけます。
風防に磨きで取りきれない小傷がありますが、全体的に目立つ傷がなく綺麗な状態です。
古い年代のため、非防水です。
雨の日、暑い日を避けてご使用ください。