こちらは1997年バーゼル発表の『NAVITIMER TWINSIXTY』の後継機です。
1999年に発表され、たった１年しか製造されなかった希少なモデルです。
世界初の２種類の『60分』積算計を搭載したクロノグラフで、モデル名の由来となっています。
旧モデルの文字盤はバーインデックス表示でしたが、『TWINSIXTY��』ではアラビアインデックスを採用し、視認性が向上しています。
3時側はスモールセコンド、9時側は24時表示、6時側は12時間積算計です。
リューズは直径約6.6mmで、指で捉えやすく操作しやすいです。
付属品が一式付いている希少な個体です。
希少なモデルをお探しの方や、現行モデルより小ぶりなナビタイマーをお探しの方にオススメです。
クロノグラフ針の役割と作動例
第１積算計（センター）は、分と秒を表示するクロノ針です。
クロノ針（秒）は先端が赤色、クロノ針（分）は先端まで銀色です。
針2本が垂直に配置され、クロノグラフスタートするまでは重なって見えます。
第２積算計（6時位置）は、時と分を表示するクロノ針です。
クロノ針（時）は短い針、クロノ針（分）が長い針です。
針2本が垂直に配置され、クロノグラフスタートするまでは重なって見えます。
通常の時刻を見るのと同様に、経過時間を『何時間何分』というように読み取れるのが最大の特徴です。
下記の例では、経過時間は『0時間52分37秒』と読み取ります。
文字盤の内側スケールと外側スケールに数値の表示が多い機種ですが、
第２積算計とクロノグラフ秒針を見ることで、スムーズに経過時間を把握できます。
操作方法
手巻き： リューズ通常位置で、上方向回転
時刻合わせ： リューズを引いて、下方向回転
秒針が止まります
クロノグラフのスタート： 右上ボタンを押す
クロノグラフのストップ： （スタートした状態で）右上ボタンを押す
クロノグラフのリセット： （ストップした状態で）右下ボタンを押す
クロノグラフのリセットは、必ずストップした状態で行ってください。
ストップしていない状態でリセットを押すと故障します。
クロノグラフを頻繁に使用すると、部品の消耗が進みます。ご注意ください。
状態
回転ベゼルは両方向回転タイプ。スムーズに動きます。
Dバックルはブライトリング純正品です。
ベルトはヒルシュの新品に交換済みで、気持ちよくご使用いただけます。
USEDのため、防水保証はありません。
リューズやプッシュボタンがねじ込み式ではありません。
元々３気圧防水で、防水性は強くありません。
水気が付かないようご使用いただくことをオススメいたします。
