1960年代の『リコー ダイナミックイド Ref.041225』です。
ダイナミックワイドは、1966年に発売開始されたリコーの自動巻きの大ヒットモデルです。
約20年にわたって製造が続けられたロングセラーモデルで、多彩なバリエーションがあります。
ダイナミックワイド(1966年〜)
ダイナミックワイドエイト(1966年〜)
ダイナミックワイドスペシャル(1966年〜)
ダイナミックワイドユース(1967年〜)
ダイナミックワイドユーススペシャル(1967年〜)
ダイナミックワイドデラックス(1966年〜)
ダイナミックワイドハイデラックス(1967年〜)
ダイナミックワイド”世界時計”(1970年〜)
シルバーの文字盤は、中心部から放射状に光を放つサンバースト仕上げ。
光の当たる角度によって陰影が出ます。
3時位置に日付と曜日のカレンダー枠が配されています。
曜日は日本語表記で、日曜日は赤文字、他の曜日は黒文字になっています。
12時側に『RICOH』のアップライトロゴ、『DYNAMIC WIDE』の印字、
6時側に筆記体で『AUTOMATIC』、ブロック体で『WATER PROOF』、『21JEWELS』の印字があります。
ケースはステンレス製で、裏蓋はスクリューバック式です。
操作方法
リューズの引き方: ケースとリューズの間に爪を差し込んで、優しく引き出す
リューズを強く引くと抜けるおそれがあります。優しく引き出してください。
リューズ曲がりを防止するために、腕から時計を外して操作してください。
優しく操作することで、リューズへの負担を軽減できます。
手巻き: リューズ通常位置で、上方向回転
時刻合わせ: リューズ1段引きで、下方向回転
日付早送り: リューズ2段引き
日付早送りを連続で行う場合は、リューズ2段引きの位置と1段引きの位置を往復するとできます。
便利な早送り機能ですが、時計が『21時〜翌2時』を指している時に早送り操作を行うと故障します。
早送りを行う場合は時刻を6時あたりに合わせてから行うことをオススメします。
曜日早送り: 早送り機能なし。時刻合わせで1曜日ずつ進めてください
状態
こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済みで、すぐにお使い頂けます。
ケースは磨きで取り切れない小傷程度で、目立つような深い傷はありません。
裏蓋は工具傷が数か所あります。
ブレスレットは小傷、線状の傷があります。弓カンにすこし隙間があります。
リューズはリコー純正で、Rロゴ入りです。
古い年代のため非防水です
雨の日、暑い日の着用を避けてご使用ください。