1972年製のセイコーの鉄道時計です。
セイコー懐中時計の中でも、特に人気がある国鉄仕様です。
裏蓋には『昭47 132 天局』の天王寺鉄道管理局で支給時の刻印が入っています。
こちらは19セイコー製造終了後のモデルです。
21石の秒針規制付きムーブメントを搭載した懐中時計で、1971年から1978年まで製造されました。
1971年まで 19セイコー
1971年から1978年 Cal.6110A搭載モデル
1978年から クオーツ搭載モデル
文字盤はホワイトで、スモールセコンドがない3針仕様。
数字フォントが大きいため、視認性に優れています。
ムーブメントは、『Cal.6110A』を搭載。
19セイコーは15石仕様でしたが、こちらは21石仕様です。
秒針規制装置も作動します。
リューズは操作性の良いサイズで、時刻合わせ、手巻き操作を円滑に行えます。
状態
こちらは当店でオーバーホール済みです。
風防は磨き済みですが、磨きで取り切れない小傷があります。
文字盤に汚れがあります。
ケースにスレ傷や打痕が多数あります。
リューズは摩耗やメッキはがれがなく、比較的綺麗な状態です。
非防水モデルです。
ご使用の際は水・汗・雨にご注意ください。