オメガ・コンステレーション1966年製のモデルです。
シルバーの文字盤は放射状の仕上げが施されています。
全体にうっすら綺麗に焼けて、シャンパンゴールドに近い色でアンティーク感があります。
文字盤はドーム状に盛り上がった立体感のある形状です。
放射仕上げと相まって美しい陰影が出る造りで、高級感があります。
文字盤12時側には、スイス公認クロノメーター検査協会(C.O.S.C.)によるクロノメーター認定の証『CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED』の表記があります。
アップライトのバーインデックスとクロスライン、ドルフィンハンドを配した上品で洗練されたデザインです。
風防はオメガ純正で、中央に透かしのΩマーク入り、日付の拡大レンズが内側に配してあります。
リューズもオメガ純正で、Ωマーク入りです。
裏蓋はスクリューバック仕様で、天文台ロゴも綺麗に残っています。
『Ref.168.004』のケースは、リューズが目立たないようにケース側面に埋まるようなデザインで、正面から見るとスッキリとした印象です。
搭載しているムーブメントは『キャリバー561』。
高級機の『コンステレーション』に採用された、クロノメーター認定を受けたムーブメントです。
オメガならではの赤金メッキが施され、高級機らしい風格が漂います。
キャリバー561の操作方法
『キャリバー561』には、『キャリバー564』のような日付の早送り機能は元々ありません。
リューズは「一段引き」までです。
二段引きはできませんので、無理に引っ張らないようご注意ください。
リューズの引き方: ケースとリューズの間に爪を差し込んで、優しく引き出す
リューズ曲がりを防止するために、腕から時計を外して操作してください
優しく操作することで、リューズへの負担を軽減できます
手巻き: リューズ通常位置で、上方向回転
リューズが埋まったデザインのためリューズつかみにくいです
親指と人差し指の側面で挟んで、スライドするように動かすと巻きやすいです
時刻合わせ: リューズを引いて、下方向回転
日付早送り: リューズを引いて、時刻合わせで『21時〜24時』を往復
1)夜の12時(24時)まで針を動かしてください。
日付が変わった場合は夜の12時です。変わらない場合は昼の12時です。
2)日付が変わったことを確認いただいたら、21時まで針を戻してください。
翌日のカレンダーを表示する準備がされます。
3)24時まで針を進めてください。
日付が1日進んだことを確認してください。
1)〜3)の繰り返しで、日付を1日づつ早送りできます。
ムーブメントへの負担を軽減するために、ゆっくり操作を行ってください。
状態
こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済みです。
ブレスレットはオメガ純正で十分な長さがあり、腕周り最長191mmまで対応できます。
ベゼル6時側に薄いヒビがあります。
着用には支障ありません。
古い年代のため、非防水です。
雨の日、暑い日の着用を避けてご使用ください。
衝撃にもご注意ください。