1963年製のIWCの18金無垢ホワイトゴールドモデルです。
ケースと裏蓋が18金無垢です。
美しい輝きを放ちつつ高貴な雰囲気を醸し出します。
裏蓋内側にはシリアルナンバー、ゴールドの純度を示す”0.750 18K”、ホールマークの刻印があります。
ケースのラグ裏側2か所にもホールマーク入りです。
文字盤は放射状に細かな筋目が広がる放射仕上げが施されています。
中心から外周に向けて美しい陰影が出る造りで、高級感があります。
文字盤外周に配されたパールドットも上品に輝きます。
12時位置には筆記体の『International Watch Co.』表記で、ヴィンテージらしい雰囲気を醸し出しています。
ケースはラウンド型で、ケース全面が鏡面仕上げ。
ラグが細身で、美しいケースデザインに仕上がっています。
18金無垢はステンレスより柔らかいため、ラグに大きい負荷がかからないようにベルトはきつく締めないことをオススメします。
リューズがIWC純正で『魚マーク』入りです。
18金無垢でホワイトゴールドの個体は非常に珍しいです。
文字盤にシミはありますが、ケースの状態が良く、純正魚リューズ、純正の箱が付く点も魅力の個体です。
Cal.8531の操作方法
リューズの引き方: ケースとリューズの間に爪を押し込み、テコのように動かす
リューズがケースに埋まる位置に収まっているため、リューズを引く際は裏側からリューズとケースの間に爪を押し込むようにすると引きやすいです。
腕から時計を外して、操作してください。
優しく操作することでリューズへの負担を軽減でき、リューズ抜けを防止できます。
手巻き: リューズ通常位置で、上方向回転
時刻合わせ: リューズを引いて、上方向回転
秒針は止まりません
日付早送り機能: なし
状態
こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済みです。
ベルトはモレラート製の新品に交換済みで、気持ちよくご使用いただけます。
風防は小傷がありますが、比較的綺麗な状態です。
文字盤にシミ、全体に焼けがあります。
半世紀近く経っていますので、非防水です。
衝撃に気をつけてお使いください。
衝撃と磁気もご注意ください。