こちらは1997年バーゼル発表の『NAVITIMER TWINSIXTYツインシックスティ』の後継機です。
『TWINSIXTYⅡ』は1999年に発表され、たった１年しか製造されなかったモデルです。
 

モデル名の由来となっている、世界初の２種類の『60分』積算計を搭載したクロノグラフです。
旧モデルの文字盤はバーインデックス表示でしたが、『TWINSIXTYⅡ』ではアラビアインデックスを採用し、視認性が向上しています。
 

第１積算計はセンターにクロノ針を同軸に２本配置（分と秒を表示）し、分と秒は連動して針が動きます。
第２積算計は6時位置にクロノ針を同軸に２本配置（時と分を表示）し、通常の時刻を見るのと同様に、経過時間を『何時間何分』というように読み取れるのが最大の特徴です。

掲載しましたクロノグラフ作動時の画像を例に、経過時間は『0時間55分22秒』とわかります。


内側スケールと外側スケールに数値の表示が多い機種ですが、6時位置の第２積算計とクロノグラフ秒針を見ることで、スムーズに経過時間を把握できるようになりました。
 

希少なモデルをお探しの方や、カレンダーなしのモデルがお好きな方、現行品の46mmモデル、43mmモデルより小ぶりなナビタイマーをお探しの方にオススメです。

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